福井競輪場のGⅢ「開設71周年記念 不死鳥杯」は9日に2日目を行った。山口拳矢(25=岐阜)が走った二次予選7Rは、別線に内藤秀久(39=神奈川)、小林令(25=山梨)、瓜生崇智(26=熊本)といった各地の暴れん坊がそろう2日目一番の激戦区だった。
しかも出入りの激しいコマ切れ戦とあって案の定レースはヒートアップ。中団狙いを察知した瓜生にからまれ、車を下げたのは打鐘過ぎ4コーナー。絶体絶命の8番手に置かれたが、本人は落ち着き払い、クレバーに立ち回った。
「瓜生さんに一瞬勝てるかなって考えたけど、もし勝負しても内藤(秀久)さんとアンコになりそうだったしこれは危険だと(笑い)。内藤さんは以前に平塚で連係したこともあったので、どういう方は分かっていましたから」
確かにケンカする相手としてはリスクが高すぎる。味方にすると頼もしいが、敵に回すと恐ろしい内藤の競走スタイルを熟知した上での判断だった。その後は笠松信幸(42=愛知)のアシストを受け、軽やかにまくって快勝。乱打戦を制して気分もいい。
再度、笠松とタッグを組む準決11Rに向けて「脚はホーム過ぎにはたまったしいい感じに踏めた。だけど2日間先行ができていないのが。先行できればもっと良くなると思うけど、展開もあるので…」と口を濁したが、どう出るのか…。中西大(30=和歌山)、森田優弥(23=埼玉)が相手。
決勝へ流れをつなぐためにもあえて長い距離を踏むシーンもありそうだ。












