大阪府岸和田市の岸和田競輪場で「第72回高松宮記念杯」(GⅠ)が17~20日の日程で開催される。東西対抗戦の形を取り、勝ち上がりの段階では東と西に分かれて行われる。西の特選11Rに出場する地元の古性優作(30=大阪)が気合をみなぎらせる。

 近畿4人結束の先頭で臨む。「松浦(悠士、30=広島)君と清水(裕友、26=山口)君のラインは今、日本一やと思うんで。そこに小倉(竜二、45=徳島)さんもつくんでしょう」。強敵を倒してこそ、悲願の優勝へ勢いがつく。

 信じて並んでくれた仲間の思いも背負い、やるしかない。場所も勝手知ったる岸和田バンク、と思いきや――。

「建物が全然変わってしまったし、別の競輪場に来たみたい。地元じゃないみたい(苦笑い)」

 リニューアルされたホームバンクをキョロキョロと見回した。おどけながらも、戦いへの意思は明らか。地元同士の稲川翔(36=大阪)との写真撮影では、怖いほどの表情を見せた。

 稲川は対照的な笑顔、それでも「古性の番手を回らせてください、とお願いした」と村上博幸(42=京都)と東口善朋(41=和歌山)に示した決意がある。村上が3番手に収まり、4番手になる東口も「自分がここまで上がってこれたのも先輩、後輩のおかげ。賛否両論あるかもしれませんが、別にいくことは考えてない」とキッパリ。近畿4人が見せるだんじり走法は、必見だ。