ボートレース鳴門の「ヴィーナスシリーズ第22戦」は22日最終日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇・浅田千亜希(48=徳島)が他を寄せ付けぬ力強い走りでイン逃げ圧勝! 2016年11月の津GⅢ「オールレディース」以来、4年3か月ぶりとなる、通算40回目のVを飾った。

 鳴門が誇るエース11号機を手に入れた今節は、そのハイパワーを味方に8戦3勝2着4回3着1回のオール3連対として、優勝戦1号艇を勝ち取った。果たして、ファイナルではインコースからコンマ12のトップスタートを決めて押し切る横綱相撲を披露、難なくVを決めた。

 レース後は「本番のスタートはフルダッシュで行けた。1Mを先に回って、バックストレッチで三浦永理(38=静岡)が外側へ出たので優勝を確信しました。ただ、ゴールまでは一生懸命でした。(今節は)エンジンのおかげですね」と、会心のレースに笑顔がはじけた。

 現在はB1級に甘んじているが、若き日はA1級常連で、GI優出も6回を数える女子レース界きっての実力派だった。23日からは30日間のフライング休みに入るが「これからはもっと結果を出したいので、A級に戻れるように頑張りたい」と、久々の優勝を果たし〝スイッチ〟が入った様子。もともと〝男勝り〟の豪快なレースをみせる強豪だっただけに、今後の走りが大いに楽しみになってきた。

 とはいえ、「それよりも久々の優勝なので(今夜は)ビールを飲みます!」と〝勝利の美酒〟に酔いしれるため、足早にレース場を後にした。