米下院監視・政府改革委員会のジェームズ・コマー委員長が、UFOを含むUAP(未確認異常現象)に関する新たな公聴会の開催を検討している。当初は9月に開催する予定だったが、議会日程の変更によって実現しなかった。米ニュースサイト「センチネル」が12日、報じた。
コマー氏は9月16日、連邦議会議事堂の外で、センチネルの提携メディア「アスク・ア・ポル」の取材に応じ、9月第3週の開催を目指していたことを明らかにした。しかし、マイク・ジョンソン下院議長が9月の会期の最後の2週間を取り消したため、実現しなかったという。
コマー氏は「議会の日程が次々と取り消されてしまう。11月にもう一度取り上げたい」と説明。中間選挙後の議会会期についても、積極的な活動が行われる時期になるとの見方を示した。
ただし、公聴会のテーマや証人の顔ぶれは決まっていない。コマー氏は、テーマについて合意していたかどうかも分からないと述べ、詳細についてはティム・バーチェット、アンナ・パウリナ・ルナ、エリック・バーリソンの各下院議員に尋ねるよう促した。特に「誰よりもバーリソン氏に聞くべきだ」と語った。
公聴会の正式な日程や議題は発表されていないが、コマー氏は「もう一度、公聴会を開きたい。需要はあると思う。ただ、優れた証人を集めるのはいつも難しい」と開催への意欲を示した。
一方、新たな証人招致の可能性について、米紙ニューヨーク・ポストが10日、報じた。バーリソン氏は同紙に対し、米西海岸の軍事基地付近で奇妙な物体を目撃した情報機関職員について、公開公聴会で証言できるかどうか検討する意向を明らかにした。この目撃事件は、国防総省が5月に公開した「UFOファイル」にも記録されている。
FBIの報告書によると、事件は2025年後半、ヘリコプターが任務を遂行していた際に発生した。目撃者らは、オレンジ色の球体がヘリコプターと並んで飛行し、山々を背景に無数の小さな物体が飛び回っていたと証言。さらに、接近してきた物体の一つが二つに分裂したという。
バーリソン氏によると、一部の目撃者はすでに非公開の場で議員らと面会しているが、遭遇時に撮影された映像のすべてを提供したわけではない。目撃者の一人は、国家情報長官室(ODNI)に長年勤務する職員で、身元は公表されていない。
ただし、これらの職員はあくまで証人候補であり、コマー氏が検討している公聴会への出席が決まったわけではない。










