アストロズは9月30日(日本時間10月1日)、本拠地ヒューストンで行われたホワイトソックスとのワイルドカードシリーズ第2戦に3―7で完敗。今季から加入した今井達也投手(28)はポストシーズン(PS)での出場機会がないまま、痛恨の2連敗で敗退が決まった。

 ホームのアドバンテージも生かせず、快進撃を続けるホワイトソックスの勢いにのみ込まれた。この日は先発したブラウンが初回の1イニングを投げ切れず、いきなりの4失点で降板。出だしから相手に主導権を握られ、2試合を通じて一度もリードを奪えずに試合を優位に運ばれた。

 アストロズはア・リーグ西地区の強豪球団で2017年から今季までの10シーズンで8度の地区優勝。今季も地区1位でシーズンを終えたが、81勝81敗の勝率5割で2位以下の4球団はすべて借金フィニッシュだった。

 米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ヒューストンの黄金時代は終焉を迎えた」「勝率5割を超えたチームが一つもない散々なア・リーグ西地区に助けられて辛うじてPSに進出できたのは幸運だった」と手厳しく「81勝81敗という成績はプレーオフに進出したチームのワースト記録で、ホワイトソックス戦でまさに実力通りの姿を見せて本拠地で屈辱的な敗北を喫した」と一蹴した。

 26年の戦いが終わりを迎えたことで球団側はチームの再編を進めていくことになる。ただ、同誌は「リーグ屈指の脆弱なファームシステム、高齢化したベテラン選手で構成されたロースター、そしてすでにリーグ全体でトップ10に入る年俸総額を抱えるアストロズが、どのように巻き返すのか見当もつかない」「来季、再び優勝争いに加わることを目指すのであれば、フロント陣には課題が山積みだ」とどこまでも辛らつだった。