日本最強ボディビルダーの横川尚隆(32)が、25日(日本時間26日)に開催された世界最高峰の舞台「ミスター・オリンピア」(米ラスベガス)212ポンドクラスで初出場にして7位入賞と躍進したが、優勝を逃したことで号泣しながら謝罪してリベンジを強く誓った。

 横川は予選で3連覇中の絶対王者キーオン・ピアソン(米国)と隣り合ってステージに立つなど大観衆を沸かせると、トップ10による決勝へ進出。大一番では世界の猛者と名勝負を演じる。

 トップ4を除いた6人による第2グループで、〝トルコの神童〟ニハト・カヤ、ブラジル代表〝魔改造〟フェリペ・モラエス、オーストラリア代表〝歩くエアーズロック〟キャメロン・ジョージ、クウェート代表〝中東の怪物〟ナセルらと並び、最後はナセルを上回り7位入賞を果たした。

 オリンピア212ポンドクラスでは、日本ボディビル界の大レジェンド・山岸秀匡氏が2015年に3位躍進を果たして以来となる日本人選手の入賞。多くの選手が苦戦を強いられる初出場での7位は快挙と言えるが、横川は目標が高いがゆえに試合後は失意をあらわにした。

 自身のユーチューブチャンネル「横川くんの筋肉ちゃんねる」で、試合直後の様子をアップ。「こんなにみんなに期待されて応援していただいて、自分の目標に届かず、みなさんの期待に応えられなかったのは申し訳ないなと思います。とにかく今は申し訳ないという気持ちしかない。悔しい…それしか出てこない」と涙を流しながらV逸を謝罪した。

 それでも「必ずやり返します。絶対に」「また必ず、絶対、もっともっと進化して、やり返します。絶対この気持ちは忘れないし、無駄にしないし、一生忘れないです」と来年以降のオリンピアへ向けてリベンジを宣言。「おれはもうね、しつこい男なんで、世界一になるまで待ってろよという話です」と悲願の優勝を実現させると約束した。

 日本の夢を乗せて祭典で奮闘した横川の戦いは、再び始まろうとしている。