決戦で得た収穫とは――。愛知・名古屋アジア大会のバレーボール女子決勝(22日、小牧市スポーツ公園総合体育館)、世界ランキング6位の日本は、同7位の中国に0―3で敗戦。48年ぶりの金メダルには届かなかった。
8月のアジア選手権は3位。最短でのロサンゼルス五輪切符獲得は逃したが、来季に向けてリスタートを切った。今大会はチーム最年少の20歳の秋本美空(ブストアルシツィオ)を本職のアウトサイドヒッターではなく、ミドルブロッカーで起用。秋本は「クイックが打てないけど、チームのために、チームにとっていい影響になったら」との思いでプレーし、この日はチーム2位の12得点をマークした。
アジアのライバルに屈したものの、秋本のパフォーマンスはチームにとってプラス材料もあった。セッターの関菜々巳(ブストアルシツィオ)は「初めてこういう形で挑んだので、最初は戸惑いもあったけど、プレーをしていく中で少しずつ美空がミドルブロッカーにいることの良さや、攻撃枚数の確保は大事なので、ポジティブな面が見られた」と一定の手応えを語った。
秋本は身長185センチの高さを生かした攻撃力が持ち味。今後については「コートにいることが一番成長できるので、任されたポジションで成長したい」との希望を口にした上で「ミドルは真ん中なので、攻撃する幅は広い。コートを見て選択するいい経験になったので、生かしていきたい」と決意した。
今大会で得た学びを生かして、チームの中心選手へ駆け上がる。












