大相撲秋場所10日目(22日、東京・両国国技館)、新関脇藤ノ川(21=伊勢ノ海)が幕内隆の勝(31=湊川)を下して8勝目(2敗)。自己最速となる10日目での勝ち越しを決め、優勝争いでも首位と1差を守った。

 藤ノ川は立ち合いで左へ動くと、隆の勝が突っ込んできたところで突き落としを決めた。11日目(23日)は1敗で単独首位を走る横綱大の里(二所ノ関)との顔合わせとなった。

 藤ノ川は大相撲中継のインタビューで「(最速の勝ち越しは)今、初めて知りました。今日の相撲はあまり褒められる相撲じゃないですけど、たまにはこういうのを見せようかなと」と相撲内容を振り返った。大の里との大一番にも「そこ(優勝争い)は気にせずに、明日の一番、思い切っていきます。頑張ります」と気を引き締めた。

 中継で解説を務めた藤島親方(元大関無双山)は11日目の結びに言及。「藤ノ川にしたら思い切って行くだけ。大の里の方がやりづらいですよね」と指摘した。藤ノ川は大の里に2戦2勝。今回も〝横綱キラー〟の本領発揮となるか。