飯塚オートの創刊60周年九スポ杯「エキサイティングマッチ」は12日に優勝戦が行われ、荒尾聡(45=飯塚)が3月飯塚GⅡミッドナイトチャンピオンカップ以来今年2回目、通算78回目の優勝を九スポ杯で飾った。

 単独0線の藤川幸宏に続くスタートは、浜野翼―松尾隆広の10線両者。注目の20線勢は1周バックストレッチで荒尾が4番手と、追いの主導権を握る。3周1角で松尾が首位に立つが、離れず2番手に浮上した荒尾が5周1角で松尾をかわし、勝負を決めた。

 優勝は今年2回目。ケガによる負傷欠場などでなかなかリズムをつかめずにいたが、今節初日後にケース、新品のクランク投入の大幅整備で流れを変えた。「エンジンは良かったですよ。跳ねましたが、展開が良かったので」。優勝戦のスタートも決して荒尾本来のものではなかったが、最重ハンの主導権を握ると、的確なさばきを発揮して結果に結びつけた。

 10月から飯塚エースの座に返り咲く実力者が、復調の足掛かりをつかんだ。次節の特別GⅠプレミアムカップ(9月19日~・伊勢崎)でもV争いに食い込むことは間違いないだろう。