「第2回 Mirai Music Resonance 合唱コンサート」が2日、東京都中央区の第一生命ホールで開催された。

 同コンサートは、芸術を支える側、享受する側の垣根を越えて新しい形の文化参加の実現を目指すもの。音楽未経験者を含む一般の参加者がレッスンを積み、プロの音楽家と共に音楽を奏でた。

 シンガーソングライターの大西亜里は、中原中也の詩から着想を得て作曲した楽曲「月夜の浜辺」を参加者とともに歌唱した。「当初はテノールの歌曲として描き上げましたが、今回の合唱コンサートの演目に選んでいただき、合唱曲としてのワールドプレミアが実現しました」と満面の笑み。「ホールに響き渡る歌声のハーモニーは、独唱では成せない壮大なスケールを感じ、作家としてこの上ない喜びを感じています」と話した。

 司会を務めたフリーアナウンサーの中井美穂も「このコンサートは、プロの音楽家と一般参加者が一つの舞台を創り上げる、かけがえのない時間です。ひとりひとりの思いが重なり、響き合うことで生まれる音楽は、今日だけの特別な響きとしてお客様の心へ届いたと思います」と思いを語った。

 収益の一部は中井が理事を務めるNPO法人キャンサーネットジャパンへ寄付される。「皆さまに頂きましたお気持ちは、がんと向き合う方々とそのご家族を支える活動に大切に生かしてまいります。ご寄付いただけることに、心より感謝申し上げます」と語った。

 ヴァイオリニストの末延麻裕子、ピアニストの三浦舞夏ら多くの著名人が観覧に訪れた。タレントの神田うのも「友人の亜里さんが作った日本歌曲『月夜の浜辺』は、なんとも言えない美しいメロディーで、心から感動しました。本当に今日来ることができてよかったです」とコメント。大成功のコンサートを称えた。