みなさん、こんにちは。かおたんこと元SKE48の松村香織です。

 実は今回のコラム、当初は徳山駅へ向かう新幹線の車内で、のんびり景色でも眺めながら書こうと思っていました。明日8月1日はボートレース徳山さんでお仕事。前泊なので移動時間は私にとってちょっとしたご褒美の時間でもあるんです。

 ところが、家を出ようとした、まさにそのタイミングで保育園から電話が…。

「お子さんがお熱です」

 あぁ、きたか……。という気持ちでした(笑)。急いで保育園へ迎えに行き、夫に引き継ぎをして、バタバタと予定変更。もちろん乗る予定だった新幹線には間に合いませんでしたが、なんとか無事にバトンタッチを終えて電車に乗り、ホッとひと息つきながらこの原稿を書いています。

 子どもって、本当に熱を出しますよね。もちろん一番つらいのは本人なんですが、前日まであんなに元気だったのに!ということもしょっちゅうあります。

 しかも、我が家の場合は、高熱が続くというより1日だけ熱が出て翌日にはケロッとしているというパターンが多くて不思議だなぁと思うこともしばしばです。

 親になる前は子どもってこんなに頻繁に体調を崩すものだとは全く知りませんでした。特に前泊を伴う仕事と重なると、どうしても家族との連携が必要になるので改めて夫婦で協力することの大切さを実感します。

 私にとって前泊のお仕事は仕事そのものはもちろんですが、移動時間やホテルで過ごす時間が唯一といっていいくらいの「完全にひとりになれる時間」です。子どもに呼ばれることもなく、自分のペースでご飯を食べたり、ぼーっとしたり、ただゴロゴロしたり…。そんな何げない時間が今ではとても貴重なリフレッシュタイムです。

 とはいえ、今回は娘のことが気になってしまって帰宅するまでは、ずっとソワソワしているんだろうなと思います。子育てをしていると予定通りにいかないことばかりですが、それも今だけの大切な時間。そう思いながら、お仕事も頑張ってきたいと思います。

 今節は「オール進入固定RS第15戦スカパー!第28回JLC杯」です。オール進入固定、さらにルーキーシリーズということでスタートから同期や同世代同士の意地がぶつかり合うシリーズになっています。コースが決まっているからこそ、スタート力やターン技術がより結果に直結しますし「絶対に負けたくない」という気持ちがレースから伝わってきますね。

 そんな今節で注目したいのが宮崎心之介選手です。初日2Rでは6コースからコンマ09のトップスタートを決めると最内を鋭く差し抜けて見事2着。展開をしっかり読み切ったレース内容で、この2着はシリーズを戦う上でも非常に大きな一走になりました。

 続く8Rではコンマ26とスタートはやや後手に回りましたが、最後まで熾烈な3着争いを繰り広げ、3周2Mでは冷静で見事なターンを披露。最後まで諦めない走りで3着をもぎ取りました。

 そして2日目は8Rの1回走り。1号艇で迎えたイン戦では危なげなく逃げ切り、きっちり人気に応えて1着。ここまで2、3、1着と非常に安定したレースを続け、現時点では得点率ランキング2位につけています。

 選手コメントを見ていてもエンジンの数字だけでは測れない手応えを感じている様子です。また、今期はデビュー初優出を経験したことで「これくらいはできるという自信がついてきた」とコメントしているのも心強いポイント! 結果だけでなく、精神的にもひと回り成長した姿が今節の走りにも表れているように感じます。

 3日目は4R5号艇、12R3号艇の2走の予定です。特に4Rは見どころ十分。内側3号艇には養成所時代をともに過ごした1期違いの134期の牧村俊輝選手、さらに4号艇には同期の金子怜央選手と、互いをよく知るメンバーが並ぶ一戦となります。ルーキーシリーズらしい同世代対決、そして負けたくない気持ちがぶつかり合う熱いレースになりそうです。

 12Rは点増しの予選特選。得点率を大きく左右する重要な一戦だけに、ここでも上位着をしっかり確保して準優へ向けて弾みをつけたいところ。現在の機力やレース内容を見ても十分に3連対、さらには1着まで期待できる存在だと思います。
 ルーキーシリーズだからこそ見られる勢いと成長、そして意地のぶつかり合い。そんな若さあふれるレースに注目しながら宮崎心之介選手がこのまま勢いを維持し、シリーズを引っ張る存在となることに期待したいと思います。