【今週の秘蔵フォト】「100万ドルの微笑」のキャッチフレーズでデビューし、1970年代後半に圧倒的な人気を誇ったアイドルが石野真子だ。独特のたれ目とかわいい八重歯は多くの男性ファンをトリコにした。77年3月に「スター誕生!」で決戦大会まで進むや、実に16社がスカウト。バーニングプロダクションに所属すると、1年間のレッスン期間を経て78年3月25日に「狼なんか怖くない」でデビューを果たしてヒット曲を連発。一躍トップアイドルとなった。
同年3月29日付本紙にはデビュー直後の石野の貴重なインタビューが掲載されている。「子供の頃から歌が大好きだったんです。メロディーに乗せて歌うのが大好きで、車の中とか道を歩いている時も、家に帰って夕食が済むと、テレビも見ないで自分の部屋で歌ってました。お母さんから、もう遅いから寝なさいって言われるまで…」というほど大の歌好きだった。
レッスン期間は厳しいものだったが「つらいと思ったこと? ないです。好きだからいくら歌っても飽きないんです」と気丈なところを見せた。趣味は料理で「小さい頃から母親と台所に一緒にいて、私がキャベツを切ったり、下ごしらえをしていたのでいろいろ覚えました」と語った。
早くも年末の新人賞レース有力候補に挙げられていたが、マネジャー氏の「今年の本命ですよ」という言葉に「頑張ります」とキュートな笑顔を見せた。結局、10月発売の3枚目のシングル「失恋記念日」でレコード大賞新人賞を獲得。以降、ヒット曲を連発し、息の長いアイドルとして万人に愛された。













