【女子ボートレーサーインタビュー・樋江井舞(23=愛知)前編】
――ボートレーサーを目指したきっかけは
樋江井 考え始めたのは中学生くらいからです。テレビのニュースか何かでボートレースが映ってて、お母さんに「舞もやろうかな~」って言ったら「いいんじゃない」と言われました。そこから意識していて高校入ったくらいで「なりたいんだったら、そろそろ受けた方がいいんじゃない?」って言われて、高校2年生の時にボートレーサー養成所の入所試験を1回受けました。
――試験はどうだった
樋江井 2次までは行ったけど、2次は本格的になって、周りとの差も目に見えて分かって、無理だと思いましたね。それで受けるのを辞めました。でも、大学生の時とかにSNSを見ていたら、ボートレースのことが出てくるようになって、土屋南選手のYouTubeを見るようになったり、自分で調べるようになったりしました。大学では建築とかインテリアの勉強してたけど、これじゃないって思って、もう1回受けました。お母さんには「お父さんには自分からいいなよ」って言われて自分で言いました。
――父は元ボートレーサー(64期)の樋江井慎祐さん
樋江井 子供の頃は全然、家にいないなと思ってました。小学校高学年くらいから、普通のお父さんとは違うんだなと思うようになりました。
――2回目の受験で合格
樋江井 大学生の時に2回目の受験をして受かりました。そこで受からないと就活が始まるので嫌だと思って、逃げ道みたいな感じですね。
――ボートレーサー養成所に入って
樋江井 つらかったですね。つらかったというか楽しくはなかったです。でも同期がいたので、いい思い出です。
――小さい頃はどんな子供だった
樋江井 やんちゃでしたね。兄弟の中で1番やんちゃでしたね。男の子と遊んで、男の子を泣かせちゃうくらいです。
――スポーツ歴は
樋江井 高校はサッカー部のマネジャー、大学はチアをやってました。そこで体幹とかを鍛えたので、レーサーにつながるものもあったのかなと思います。
――性格は
樋江井 兄と弟がいて男兄弟に挟まれているので、幼少期から負けず嫌いです。前の着を狙い過ぎて、逆に着を落としたりとかもあるんですよね。
――師匠は
樋江井 いないです。でも、野中一平さんにアドバイザーみたいな距離感で教えてもらっています。弟子入りをお願いしたら断られました。他の人がいいと思ったら、そっちに行っていいよとは言われてます。
――長所は
樋江井 まだ分からないです。どこなんですかね。自分と向き合えてないんですかね。
――短所は
樋江井 泣き虫ですね。負けず嫌いなので悔しくて泣きます。1年目とかはずっと泣いてました。できなくて当たり前だよって言われたけど、できないことが悔しかったです。
――ボートレーサーとしての弱点は
樋江井 握れないところです。差し場を探しちゃうんですよね。このままじゃ上は目指せないんじゃないのかなというのが悩みです。強い女子レーサーは握れるイメージがあるから、差しもまくりも両方できた方が武器になると思います。













