ボートレースとこなめのGⅠ「開設73周年記念 トコタンキング決定戦」(優勝賞金1200万円)は18日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の松本純平(31=埼玉)がイン逃げ快勝。GⅠ初優出でVの快挙を成し遂げた。

 スタート展示でひとりタイミングを逸した松本は「しびれました。終わったと思いました」と目の前が真っ暗になったという。この若手も、GⅠ初優出の重圧に押し潰されてしまうのか――。そんな危惧を抱いたファンもいただろう。

 しかし、松本には「(優勝を)取るつもりで来ている」という強いハートがあった。本番はコンマ14のトップスタート。1Mのターンも完璧に決めると、2着争いを尻目に圧勝劇を演じた。

「足的には大丈夫だと思っていました。1Mもいいターンができて、3周あっという間でした」。表彰式で〝快勝譜〟を振り返る堂々たる態度は、もはや一介の伏兵のものではなかった。

「選手をやっている限り、SGで活躍しないといけないと思っています!」と次のステージ、出場権を獲得した来年3月からつSGクラシックへ向かう準備はできている。