英ロック歌手ロッド・スチュワート(81)が体調不良を理由にカリフォルニア州でのコンサートを突然中止したにもかかわらず、その翌日にFIFAワールドカップの試合会場でスコットランド代表を応援している姿が目撃され、ファンから激しい批判を浴びている。米紙ニューヨーク・ポストが14日、報じた。

 スチュワートは12日夜、米カリフォルニア州サンディエゴのノース・アイランド・クレジット・ユニオン・アンフィシアターで予定されていた公演を、開演予定時刻の40分前になって中止した。当初、主催者側は副鼻腔炎を理由としていたが、その後、本人は医師から急性上気道感染症と診断され、それによって喉頭炎を発症したと説明した。

 スチュワートは12日、SNSに謝罪文を投稿し、振替公演の実施を望んでいると述べた。

 しかし、13日朝、スチュワートは息子のエイダンさん、アラステアさんとともに、米ボストンで行われるスコットランド対ハイチのワールドカップ戦を観戦するため、プライベートジェットに乗り込む動画を投稿した。

 動画の中でスチュワートは「さあ、ボストンへ向かうぞ。スコットランドのワールドカップ戦を見に行くんだ」と語り、その後、息子たちと一緒に「スコットランドがなければパーティーもない!」と歌っていた。

 この投稿を見た一部のファンは激怒。前夜には「歌えないほど体調が悪い」として公演を中止したはずのスチュワートが、翌朝には元気そうに話し、歌っているように見えたからだ。

 さらに、試合会場で撮影された写真や動画もネット上で拡散された。スコットランドカラーの装いでスタンド観戦を楽しみ、笑みを浮かべるスチュワートの姿が映っていた。SNSで拡散したある写真では、スチュワートの前にアルコール飲料と思われるグラスが2つ置かれている様子も確認できた。

 これにファンたちはSNSに「ステージに立てないほど具合が悪いのに、サッカー観戦のために国を横断して飛行機に乗るのは平気なの?」「開演45分前に中止を告げられ、本当にがっかりしたファンの気持ちなど気にしていないように思える」などと批判コメントを投稿している。