「カモン・アイリーン」の大ヒットで知られるデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズが、実に41年ぶりに同バンド名義で9月4日、ニューアルバム「ラブ」をリリースする。英音楽誌「クラシック・ポップ」が20日、報じた。
ここ数年はデキシーズ名義で活動していたが、オリジナルバンド名での新譜は1985年の「ドント・スタンド・ミー・ダウン」以来、実に41年ぶり4枚目となる。
アルバムはフロントマンでソロアルバムも発表し続けてきたケビン・ローランドの人生における様々な物語を集めたもので、アイルランド系二世としての幼少期や家族との関係から、晩年のロマンス、喪失、そして和解までを描いているという。
ベルファスト出身のミュージシャン兼DJのデヴィッド・ホームズがプロデューサーを務め、アルバムからの最初のシングルは「マイ・ライフ・イン・イングランド Pt.1」となる。
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズは78年に結成され、独特のケルティック・ソウル/ロックサウンドで人気バンドとなり、80年にアルバム「サーチン・フォー・ヤング・ソウル・レベルズ」でデビュー。シングル「ジーノ」は全英1位の大ヒットを記録。82年の2ndアルバム「トゥー―ライ―アイ」からのシングル「カモン・アイリーン」も全英1位を獲得して83年には全米1位に輝く大ヒットとなった。
以降、ケビンはソロやデキシーズ名義で作品を発表し続けてきた。先行シングルについては「子供の頃の思い出を書き留めただけなんです。他人の気持ちを代弁するなんて、実際にはできないからね。でも後になって気づいたんですが、僕がロンドン北西部で育った頃、周りの子供たちの多くはアイルランド系二世だったんです。みんな、一番おしゃれな服を着て、最新のレコードに合わせて踊ることに夢中でした」と語っている。
バンドは先日、英国とアイルランドでのツアーを発表したが、需要の高まりを受けてロンドン公演を追加し、アルバム発売週にはサイン会やアコースティック・パフォーマンスなどを含むインストア・イベントを複数回開催する予定だ。












