ボートレース福岡のGI「福岡チャンピオンカップ 開設73周年記念競走」は16日、優勝戦が行われ、1号艇の上野真之介(38=佐賀)が逃げ切り、悲願のGⅠ初制覇を達成、来年3月の地元からつのSGクラシックの出場権も手に入れた。

 2013年2月、住之江56周年での初優出(4着)から13年。何度もはね返されてきたGⅠVのカベを越えるのは簡単ではなかった。「負ける夢を見て夜中に目が覚めた。レースまで長かったし緊張感がありました。1Mはギリギリでしたね。うねっていたので頼む…、と。道中もこれが現実であってくれ、早く終わってくれって感じでした(笑い)」

 愛弟子の末永和也が先にGⅠ、SGを獲得したが、焦りはなかった。「和也はデビューの時からそういう選手だと思っていた。今年は自分が主役になると思って1年を始めたし、最近は期待してくれる人が多かった。その期待を今日だけは裏切らないようにと思って走りました」と胸の内を明かした。

 峰竜太、定松勇樹、末永、宮地元輝、古賀繁輝と次々に来年3月の地元クラシックの出場切符を手にする中、佐賀支部の主力として上野も遅れることなく出場権を手に入れた。