フィギュアスケート界で男子の競技人口が減少している実情を、ロシア代表チームを率いる重鎮エレナ・チャイコフスカヤ監督が明かした。
フィギュアスケート界は女子が競技に持つ選手は一定の水準を保っている一方で、男子は各国とも本格的に競技を行う選手の確保が喫緊の課題となっている。
ロシアはウクライナ侵攻により4年以上にわたり国際大会から排除されている背景もあり、フィギュアスケート離れが深刻な様子。その実態をチャイコフスカヤ氏がロシア紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」で語った。
フィギュアスケートスクールにおける若手選手たちの現状について問われると「(タチアナ)ナフカのスクールには12人の男子が入ってきたの? ありがたいことね。(一般的には)男子は全くいないから。男子はごくわずかしかいない」と男子の競技人口が急減している窮状を吐露。そして「いるにはいるが、その後アイスホッケーに転向してしまう」と米NHLを中心に世界的に人気のあるアイスホッケーに転向する選手が多いと指摘した。
「ちなみに、カナダや米国にいる私たちのコーチたちは、まさにホッケー選手の初期段階の指導を求められている。私たちは彼らに、素晴らしいターンやブレーキ、逆方向への走り方を教えている」とアイスホッケー界ではロシアのコーチたちが重宝されている現状も強調した。
特に男子を中心に数々の伝説的スケーターを輩出してきた強国ロシアだが、もはやレベルの維持は困難なようだ。












