◇小柳勝希(20)佐賀支部136期

 すでにSGウイナーとなった末永和也、定松勇に前節の蒲郡クラシックでSG初出走し勝利も挙げた常住蓮。この3人の共通点はボートレーサー養成所チャンプということだ。

 このレベルの高い佐賀若手軍団で常住以来となる同支部養成所チャンプの称号を引っ提げ昨年5月からつでデビュー。3節目の地元戦で早々に3着を奪取と非凡な才能を見せ、今年1月の児島で初勝利。「初勝利までは長かったです。でもうれしかった」と振り返り3月からつでは待望の地元初白星をつかんだ。

「やっぱり最初は思うように走れないことが多かった。今は、まだまだ完璧ではないですが、たまに自分なりに思い通りのターンができたりするし、少しずつやれてきているのかな。でもルーキーシリーズとかを走ってスピードの違いとかも分かってきたので、それを付けていきたい。あとスタートの質と安定。そこを改善していかないと、これから先も勝てない」と冷静に自己分析する。近況についても「最近は思うようにレースはできていない。ちょっとした集中力とか、その辺も足りない」と厳しい評価だ。

 師匠は末永。「初勝利の時も一番に報告しました」という。弟子入りを申し入れたのはデビュー前だった。「高校の先輩に当たる和也さんが何かの特集で母校に来た時に話をさせていただく機会があった。そこで『デビューしたら師匠になってください』とお願いしました。和也さんは『分かりました。頑張って』という感じでした」と振り返る。

「よく教えてもらっているのは道中の走り方です。練習も見に来てくれたり、プロペラも一緒に調整したり。調整も結構、聞いたりしています」と末永と二人三脚で一歩一歩、前進している。

 目標もビッグレースを師匠とともに…。「一番近い目標は予選突破したい。その先に目指したいのは、和也さんと(PGⅠ)ヤングダービーに出ることです」と目を輝かせる。末永は現在27歳。同レースは30歳未満が出場資格のため残された時間は3年。そのためにもしっかりと勝率を伸ばす。