3月30日に放送スタートしたNHK連続テレビ小説「風、薫る」の初回の平均世帯視聴率が世帯平均14・9%、個人8・3%(関東地区、以下同)だったことが先月31日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作の「ばけばけ」を下回ったが、撮影現場の雰囲気は明るい。今後は「ばけばけ」のヒロイン・高石あかり(23)からの〝金言〟に支えられそうだという。

 同作は女優の見上愛(25)と上坂樹里(20)がダブルヒロインを務め、女性の職業が確立されていなかった明治時代、日本初のトレインドナース(訓練を受けた職業看護師)に成長する2人の女性を描く。第1回は、旧武家の家老の娘として生まれた一ノ瀬りん(見上)と、身寄りがなく生活に苦労する大家直美(上坂)とその周辺環境などが映し出された。

 いったいどんな物語になるか注目を集めるが、前作「ばけばけ」の初回(世帯16・0%、個人8・7%)を下回るスタートに。2010年度前期の「ゲゲゲの女房」の14・8%は上回ったものの、07年度前期の「どんど晴れ」の14・9%に並ぶワースト2位だった。

 だが、撮影現場の雰囲気は明るい。

「すでに昨年9月から撮影スタートして半年。上坂さんはプライベートでも三姉妹の末っ子ですが、年上の見上さんを本当の姉のように慕っています。2人ともパン好きで、お気に入りの店で盛り上がるなど、女子トークで急接近。しかも、2人とも〝片づけられない女〟を自認しているようで、笑い合っていたことも。現場の雰囲気はいいですよ」(ドラマ関係者)

 月曜から金曜まで約半年間にわたり放送される朝ドラは初回だけでなく、毎週のように大々的に視聴率が報じられる異例の連続ドラマだ。

 低視聴率となれば、風当たりも強くなるが、そこは前作「ばけばけ」でヒロインを務めた高石からの〝金言〟に支えられそうだという。

「高石さんは見上さんと上坂さんにいろいろと助言をしています。その一つは『視聴率を気にしないこと』。また、朝ドラは長期撮影になるので自分らしい息抜きの大切さを説くなど、実体験を踏まえた言葉をかけています」(同)

 2人にとって高石は、長丁場を乗り切る上で心強い存在と言えそうだ。