芸能界でタレントの退所が相次いでいる。
3月31日に退所を発表したのは俳優の速水もこみち(41)と女優の貫地谷しほり(40)。それぞれ自身のインスタグラムで、もこみちは「10代後半で芸能界に入り、経験もなく右も左も分からなかった自分に、関係者の皆さま、そしてファンの皆さまの応援とお力添えのおかげで、人生でなかなか経験できないような素敵な景色を共に見させていただきました」と感謝した。
貫地谷も「中学2年生の頃スカウトされこの世界に入りました。夢を持った事もなかった私に人前に立ってお芝居をするという大胆な夢を与えてくれました。辛抱強く寄り添ってくれて26年。これまでの経験が今の私を作ってくれました」と謝意を表明。2人とも20年以上、所属した事務所を巣立つことになる。
春の門出に合わせるかのようにタレントが続々と事務所を退所し、新しいスタートを切った。
女優の檀れい(54)は3月5日、シンガー・ソングライターのmiwa(35)は同7日に退所を発表(miwaは業務提携に切り替え)。ライセンスの藤原一裕(48)は同31日付で吉本興業を退所した。
当然ながら、退所するタレントは十分なキャリアを持っているという点で共通しているが、相次ぐ退所者に事務所側はどう思うか。大手事務所関係者の話。
「事務所側としては表向きは快く送り出しますが、ウラで泣くケースが少なくないと思います。我々の事務所では一人のタレントに1億円のプロモーション費を投入して売り出すなどしましたが、のちに当人は退所しました。プロモーション費の回収? できたとは言えないです」
タレントとしてはある程度売れた後、退所して個人事務所で活動すれば、仕事に自由度が増す上に、ギャラの一部を所属事務所に取られなくて済む。メリットは大きいといえる。
一方、事務所側としては、時間、労力、カネをかけて育てた人材が去るのはやはり痛い。かといって、このご時世に本人の意向を尊重しないわけにもいかず、今後も芸能事務所は苦しい選択を迫られることもありそうだ。












