ボートレーサー養成所の「第138期選手養成訓練修了記念競走」が19日に行われた。「チャンプ決定戦」では5号艇の早川理稀(19=滋賀)がまくり差しで1着。滋賀支部では青木玄太(100期)、沢田尚也(121期)に続く3人目のチャンプとなった。

 1着でゴールしピットに帰投。同期の訓練生の拍手に迎えられた早川は感激の涙を流していた。「自分がチャンプになれると思っていなかったので…」。ただ、この言葉とは裏腹にレースぶりは計算づくだった。

 唯一のゼロ台スタートとなるコンマ07の踏み込みでスリット優勢に運ぶと「4番がへこんでいたので、これはまくり差ししかない」と狙い澄ました渾身ハンドルで艇団を力強く切り裂いた。バックでは競り合いとなるが、2Mで振り切って1着。「ボートレースに挑戦をするきっかけをつくってくれた両親に感謝したい」と涙ながらに言葉を絞り出した。

 デビュー戦は5月9日に開幕するびわこ。「半年でB1に上がって、その後もA2、A1と上がっていきたい。目標は馬場貴也選手」と話す時には涙も止まり、キラキラと目を輝かせていた。