関西アナウンス責任者会は4日、大阪市内で「第1回関西アナウンス大賞 表彰式」を行い、関西テレビの竹上萌奈アナウンサーに「特別賞部門 大賞」を与え、表彰した。

 同賞は、関西アナウンス責任者会に加盟する12社が昨年放送された番組から「テレビ部門」「ラジオ部門」「特別賞部門」で各社1点選出し、審査員が採点。関西各局で活躍するアナ総勢219人から竹上アナのほか、毎日放送の川地洋平アナをテレビ部門の大賞、朝日放送テレビの小櫃裕太郎アナをラジオ部門の大賞として、それぞれ表彰した。

 竹上アナが大賞に選ばれた対象は、昨年6月に放送された「座王」内の「竹上萌奈アナのお笑い活動への挑戦」。本人は「座王」で「たびたびアナウンサーを題材にしてイジらせていただく部分もある」と切り出し、「それは何よりも全国で、関西で、一生懸命働いてらっしゃるアナウンサーの仲間が大好きで、もっと活躍してほしいという思いがあるからこそ」と釈明した。

 さらに「私、群馬出身で、就職で関西に来たんです。最初、関西弁を聞き取れないし、漫才も何も分からない自分が入社11年目が終わろうとするなかで『お笑い』で関西の賞をもらうなんて、本当に人生は不思議だなって思いました」としみじみ語った。

 新人のころに出演したバラエティー番組で芸人に対し、ガチのトーンで「それは違うと思います」とピシャリと訂正した逸話がある。制作スタッフからは「ボケ殺し」の異名で呼ばれていたという。

「私には本当に向いてないし、最初は『なじめないな』と毎日(群馬に)帰りたくて、家で泣いていた」と告白。苦節11年をへて表彰され、「関西テレビのアナウンサーになれて、心から良かったなと思っています」と声を弾ませた。