ボートレース大村のプレミアムGI「第14回クイーンズクライマックス」(優勝賞金1700万円)は31日、優勝戦。ボートレースファン歴47年の元天才ジョッキー・田原成貴氏(66)は最強女王の道を突き進む遠藤エミに2025年のラスト勝負を託した。
【田原成貴氏が熱く語る】毎年のように書いているが、大みそかと言えば紅白、年越しそば、除夜の鐘、そしてクイーンズクライマックスだ。女子ボートレーサーは日進月歩の進化を遂げていて、特に今回出場しているトップ12選手は男子レーサーに勝るとも劣らぬ技術と精神力を兼ね備え、水上を躍動している。もはや「華」といったら失礼だ。私自身、舟券を買っていない選手であっても、その豪快なターンに見とれている。
さて、優勝戦は迷わず遠藤エミ選手から狙いたい。この舞台は常連中の常連。優勝すれば史上最多3Vとなり、5年連続の獲得賞金トップだ。ここまで3走を振り返っても一発の魅力は十分ある。トライアル第1戦は賞金トップでつかんだ1号艇の利を生かし、インから唯一のコンマ0台となるトップスタートを決めて逃げ切った。
そして私が注目したのはトライアル第2戦。結果は3着に終わったが、4コースから1M最内を差し、インから逃走する川野芽唯選手を猛追したシーンだ。あのすさまじいエンジンパワーに加え、彼女のハンドルテクニック、そして度胸があれば優勝は十分ある、と私は確信している。
さらに言うと大舞台の大村にめっぽう強い。2016年のレディースチャレンジカップでGII初V、2017年のクイーンズクライマックスで優勝し、極め付きは2022年のボートレースクラシック。女子初のSG制覇を成し遂げ、ボートレース界に衝撃を与えたニュースは記憶に新しい。今回のエンジンがあれば鬼に金棒。全速まくり、最内差し、はたまた自在のまくり差しで女子第一人者の意地を見せてほしい。












