元衆院議員の金子恵美氏が3日、大阪・ABCテレビ「newsおかえり」に出演し、過去最高値となったコメ価格について言及した。

 スーパーのコメ平均価格(5キロ/全国)は今年8月から高騰。9月からは高止まりしており、11月17~23日の平均価格は4312円だった。

 鈴木憲和農林水産大臣は自治体に対し「重点支援地方交付金」を活用し「おこめ券」の配布を促しているが、同券は額面のうち12%を手数料が占める上に、一部の店舗ではコメ以外も購入可能となっている。そのため、費用対効果が悪いなどと批判も出ている。

 金子氏は「今のコメの価格があまりにも高いため、みなさんなかなか買えない。おこめ券は短期的な施策として消費につなげたい思いがあっても『コメ以外も購入できるじゃないか』と指摘されている。一部の農業団体の利権がらみなんじゃないかという批判もあります。なので『やらない』という自治体があってもいいと思うんです」と持論を述べた。

 共演した専門家によると、今後コメの価格は年明けに4000円台前半に下がる見込みで、さらにコメが余っていれば6月ぐらいに3000円台も視野に入るという。そのため、今が最も高いタイミングのようだ。

 そんな中、金子氏は小泉進次郎前農水大臣による備蓄米の放出に着目。

「政府が備蓄米を出したことによって、消費者が安さを知ってしまった。そのため(現在の価格が)高く感じると思うんですけど、農業を持続可能なものにしていくために適正価格というものがあると思う。政策的なところでしっかり落としどころを見つけてほしい」と語った。