フジテレビ系月曜午後10時ドラマ「終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―」が、17日の第6幕(話)では従来の遺品整理エピソードが消え、主人公の整理人・鳥飼(草彅剛)と真琴(中村ゆり)の恋愛モードなどに焦点が移ってきた。

 鳥飼は鮎川こはる(風吹ジュン)の生前整理を請け負ったことから、その娘の真琴と出会う。企業グループを束ねる御厨一族の後継者・利人(要潤)の妻だが、夫婦関係は冷えている。鳥飼は妻を亡くしていた。ドラマのホームページには「戸惑いながらも、やがて2人の間に芽生えるのは、切なくも温かな〝大人の恋〟」とある。果たしてどうなるのか――。

 2人は、真琴が知らない父(こはるの昔の不倫相手)の手がかりを探しに伊豆を訪れる。真琴の発熱と荒天により、旅館で一夜を過ごすことに。ご丁寧にも鳥飼は、うなされている真琴のスマホにかかってきた利人からの電話に出てしまい、あらぬ疑いを招く。

 そうして始まった6話では、利人との通話で真琴のスマホを持つ鳥飼の左手が映る。薬指にはリングが。一方、伏せる真琴の左手が布団の外にのぞける。手のアップ映像には指輪がくっきり。見つめるような目をした鳥飼は、その手を布団でそっと覆った。

 翌日、鳥飼から電話の件を明かされた真琴は怒る。「知られたくなかった、夫には」。誤解はされないと言う鳥飼に「誤解とかじゃなくて、これは鳥飼さんと私だけの…大切な…思い出」。真琴が背を向け、「大切な思い出」は小声で発したためか、鳥飼は十分に聞き取れなかった様子。

 指輪のショットと「思い出」発言は、関係の行く末が険しいことをうかがわせる。X(旧ツイッター)には視聴者の「この関係が先のない、思い出にしかなり得ないことを知ってのものだと思うと切ない」という投稿もみられる。

 指輪に関しては後日、利人が鳥飼との直接対面で「亡くなった奥様とのマリッジリングを律儀に今もしておられるとうかがっています」と不倫をけん制するかのように話す。

 さらには、こはるが2人を前に昔を回顧。恋人は妻のもとに戻ってしまったが「一緒にいられなくても、二度と会えなくても後悔しない」と〝覚悟〟を明かした。

〝結ばれない〟ムードは今後の暗示か、ハッピーエンドを際立たせるためのおぜん立てなのか…。