コロンビアの美人コンテスト女王が「どっちの大統領候補を撃つか」発言が物議を醸し、「比喩でした」と言い訳しつつもコンテストを辞退した。コロンビアメディア「エル・ティエンポ」が29日、報じた。
ローラ・ガジェゴ・ソリスさんは、コロンビアのアンティオキア州の美人コンテスト「ミス・アンティオキア」に輝き、全国大会「ミス・コロンビア」に出場するはずだった。しかし、自身の政治的発言で、全国大会出場を辞退し、ミス・アンティオキアも返上した。
ここ数日、SNS上ではガジェゴさんが大統領候補数人インタビューし、「ペトロ大統領とダニエル・キンテロ前メデジン市長のどちらに弾を撃つ?」と質問している動画や音声が拡散され、炎上している。
ガジェゴさんは、大統領候補に「砂漠の中で、弾丸が1発だけ入ったピストルを持っている。ペトロとダニエル・キンテロの2人が走って逃げている。あなたは誰に撃つ?」と問い掛けた。
また別の動画では、ガジェゴさんが弁護士で保守系論客のアベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ氏に対して「ペトロに弾を撃ちますか?それともダニエル・キンテロに?」と尋ねている。
この物騒な発言について、ガジェゴさんはラジオのインタビューに「私はとても穏やかな人間です。私の〝弾丸〟はあくまで比喩です。〝平手打ち〟〝警告〟〝制裁〟などの表現も使えたでしょう。誰かに実際の弾を撃つつもりなんてありません。それにコンテスト出場前の発言でした」と釈明した。
また、ミス・コロンビアが政治的発言を禁じていることにも触れ、「私はその原則を尊重します」と語った。
さらに自らのインスタグラムでミス・アンティオキア返上とミス・コロンビア出場辞退を発表。ガジェゴさんはインスタに辞退の書類を公開した上で、「私は沈黙しません。私の名前が政治的意見を表明したことで全国的議論の的になりました」と述べた。
一連の騒動について、ペトロ大統領は自身のXに「彼女は美しかった。だが、それは外見だけだった。人間には体と同じように脳を育てる努力も必要だ」と投稿し、ガジェゴさんの発言を皮肉った。












