社会学者の古市憲寿氏が24日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。日本のテロ報道について私見を述べた。
番組では東京・赤坂の米大使館近くで〝刃物男〟が現れたニュースを速報。報道によると、警視庁の機動隊員が男に職務質問をした際、男が持っていたとみられる刃物でけがをしたという。機動隊員の命に別条はなく、男は現行犯逮捕された。
このニュースに古市氏は「これから多分、日本のメディアではこの刃物男の動機とかってことが語られると思うんですけど、それって本当にいいことかな?とも思っちゃうんです」と指摘。
古市氏は日本でもテロが増えてきているとし、「その中で元首相が殺されるというテロもありましたけど、どうしても容疑者の『こういう理由で殺しました』というのが語られるじゃないですか。要はテロリスト側の言い分をメディアを使って報道されてしまう。ある種、それで半分テロの目的が達成されてしまうというか、犯人側の意見を伝えるということで新しいテロを誘発する可能性がないとも言えないんですよ」と警鐘を鳴らした。
その上で「もちろん今回もこれまで通り容疑者の言い分を伝えてもいいと思うんですけど、そもそも日本のこれからの方向性としてテロリスト側の意見をどれぐらい報道するんですか?というのを整理したほうがいいと思う」と提言していた。












