元中京テレビのフリーアナウンサー・市野瀬瞳(40)が、今年から東京進出を本格化させている。新潟から局アナ生活をスタートさせ、東海地方で抜群の知名度がありながら、東京との2拠点生活を決断。10個の酒類資格を取得するほどのお酒好きだけに、お酒にまつわるエピソードには事欠かない。そんな市野瀬アナに話を聞いた。

 市野瀬アナといえば、「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」など多くの中京テレビの人気番組で存在感を発揮。東海地区の視聴者なら“いっちー”の愛称を耳にしたことがあるだろう。今年から東京進出を本格化させている。その決意を聞くと「35歳でフリーアナウンサーになってからいろいろな仕事をさせていただきましたけど、40歳というタイミングもあって、名古屋を基盤にしつつ東京でもお仕事をしたいという気持ちが強くなりました」と明かした。

 2007年、新潟総合テレビに入社し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせた。12年に中京テレビに転職し、20年4月にフリーに。今年6月には映画「鬼ベラシ」で女優としてもデビュー。9月にはフジテレビ系バラエティー番組「ミュージックジェネレーション」に出演するなど活動の幅は広い。現在、東海ラジオなどでレギュラーを持ち、今月25日からスタートする新番組「てつやとエンジョイゴルフ」(テレビ埼玉)にもレギュラー出演することが決まっている。

 そんな市野瀬アナには願望もある。フジ系「酒のツマミになる話」のように「お酒を飲みながらトークをする番組にも出演できたら」と言う。

「局アナのときから1人で毎日飲んじゃうくらいのお酒好き。フリーになってから、お酒に関する資格も取りたくなって負けず嫌いな性格もあって取得にハマってしまった。受験生みたいに平日は5、6時間、週末は10時間勉強してましたね。“お前、アナウンサーだろ”って話なんですけど、意地になっちゃって(苦笑)。話すことも好きなので、お酒の資格を生かせるトーク番組のお仕事がしたいんです」

 実際に「J.S.A.認定ワインエキスパート」「WSET Level3(ワイン国際資格)」「日本ワインアドバイザー」「J.S.A.認定SAKE DIPLOMA」「唎酒師」などなんと10個のお酒関連の資格を保持。しかも、4年あまりで取得したというから驚きだ。

コミカルな表情を見せる市野瀬瞳アナ
コミカルな表情を見せる市野瀬瞳アナ

 もちろん、お酒にまつわるエピソードには事欠かない。中京テレビ時代の特番打ち上げで午前3時から翌日の午後6時まで飲んだことも…。

「午後7時半から中京テレビの年末の納会で司会をしなきゃいけなかったんですけど、もうお風呂にも入らず務めました。一緒に飲んでいたプロデューサーやディレクター、カメラマンの方は納会に参加できず局のデスクで寝てましたね。私は二日酔いでしたけど、偉い人たちにもまったくバレずに司会を務め上げました! もう時効ですよね」

 自身にはキラキラしたアナウンサーのイメージはないと自虐的に話すが、むしろそれが強みでもある。

「私みたいなフリーアナもいるのを知ってほしい。泥くさいというか、自分で言うのもなんですが、親近感があると思います(笑い)」

 市野瀬アナの挑戦は始まったばかりだ。

 ☆いちのせ・ひとみ 1984年12月25日生まれ、新潟県出身。2007年にNST新潟総合テレビに入社。アナウンサー兼報道記者として活躍後、12年に中京テレビに入社し「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」「ストライク!」など人気番組を担当。20年にフリー転身。東海ラジオ「Saturday Flavor」などに出演中。テレビ埼玉で25日からスタートする新番組「てつやとエンジョイゴルフ」にレギュラー出演する。