ロックバンド「LINDBERG」の楽曲「every little thing every precious thing」(1996年)がここにきてバズっている。プロ野球・阪神がこの先、クライマックスシリーズ(CS)、そして日本シリーズを制すれば、大みそか放送の「第76回NHK紅白歌合戦」にLINDBERG、藤川球児監督が出演する可能性が出てくる。

「every――」が注目されたきっかけは阪神が9月7日、広島戦(甲子園)で2年ぶり7回目のリーグ優勝を果たしたことだった。クローザーの岩崎優投手が9回にマウンドに上がる際、登場曲として使用された。

 藤川監督は現役時代、英子夫人との思い出の楽曲である同曲を登場曲にしていた。監督就任1年目の今季、4月8日の甲子園開幕戦でLINDBERGのボーカルの渡瀬マキ(56)が同曲を生歌唱。優勝を決めるタイミングで再び使用するニクい演出には甲子園の阪神ファンだけでなく、SNSでも「マジで泣けた」などと盛り上がりを見せていた。

大ファンの渡瀬マキに会えてノリノリの藤川監督
大ファンの渡瀬マキに会えてノリノリの藤川監督

 バズり方はすごかった。音楽関係者は「阪神の優勝後、『every――』のダウンロード数が爆上がりするなどしたそうです」と目を丸くする。

 プロ野球はCS、日本シリーズを控える。

「阪神がポストシーズンで勝っていって、そのたびに『every――』が使用されれば、また注目を集めます。日本一になれば、渡瀬さんか藤川監督が紅白歌合戦に出演する可能性が出てきます」(前出関係者)

 紅白ではかねて、プロ野球で日本一に輝いたり、圧倒的な成績を収めたりした選手、監督がゲスト審査員に起用されている。近年では22年の第73回で、三冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆内野手がゲスト審査員を務めた。

 圧倒的な強さを見せた阪神の勢いは、芸能界の年末の風物詩にも波及しそうだ。