米最強ボクサーが警官に銃を突きつけられる衝撃の動画がネット上に拡散され、波紋を呼んでいる。
「ニューヨーク・ポスト」「TMZスポーツ」など米メディアによると、世界スーパーミドル級4団体統一王者のテレンス・クロフォード(38=米国)は、13日に〝カネロ〟サウル・アルバレス(メキシコ)を破り3階級で4団体統一の偉業を達成したことを受け、27日に故郷のネブラスカ州オマハで祝賀パレードが開催された。
動画はパレードの数時間後に撮影されており、懐中電灯を持った警官が運転席のクロフォードに銃を突きつけ、シートベルトを外して車から降りるように指示。クロフォードは「銃には手を出さない」と言い、ずっと両手を上げたままで、車から降りて警官から身体検査を受ける緊迫した状況が収められている。
この動画がインターネット上で拡散されたことを受け、28日にオマハ市警察が声明を発表。「オマハ市長ジョン・ユーイングとトッド・シュマデラー警察署長は、日曜早朝にテレンス・クロフォード氏が関与した交通停止に関する動画がSNS上で拡散していることを認識している」とし、「シュマデラー署長は内部調査を承認した」と表明。ユーイング市長も「法執行機関と地域社会の間の信頼関係が重要だ」などと述べた。
同声明によると、警官がダウンタウン地区で無謀な運転をする車両を目撃し、車を停止させた。運転手と話している際に、運転席側のフロアボードに銃があるのを確認。「安全のため乗員4人全員に銃を突きつけて、車から降りるよう命じた」としている。最終的には、警察は車に乗っていた全員が銃の携帯許可を得ていたことを知り、クロフォードを「無謀運転」で告発した。現場にはクロフォードの要請に応じて、警察の監督者と警部補が駆けつけたという。
また「TMZスポーツ」はクロフォードにコメントを求めたところ、これを拒否したと報じている。
クロフォードは、ボクシング界で最も権威のある「リング」誌の「パウンド・フォー・パウンド(階級差のない最強ランキング)」で、2位のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、3位の井上尚弥(大橋)を抑えて1位に君臨している。












