ボートレース宮島のプレミアムGⅠ「第12回ヤングダービー」が23日に開幕する。出場資格に「30歳未満」という年齢制限があるため、今大会で〝卒業〟となるレーサーも少なくない。その〝卒業生〟が「最後のヤングダービーへの思い」「後輩への贈る言葉」を明かした。

◇西橋奈未(29)福井支部119期

 ――最後のPGⅠヤングダービーに向けて

 西橋奈未 ヤングダービーのタイトル自体は、デビューする前から気になっていました。30歳未満の男女しか出られない。しかも優勝する方は、みんなその後、記念で活躍される方ばかり。だから優勝できたら私もきっと記念に行けるんだろうなと、デビューした当時から思っていたので、出たいと思っていた。でも事故点とかもあって結局、自分が思っていたほど出場できなかったし、出場した時も全然乗れてない状態だった。もう少し爪痕を残せるようにしたかったけど、ラストイヤーまできてしまった。だから今回こそは、とは思うけど、気負ったら毎回うまくいかない。ラストだし、楽しんで行こうという気持ちでやった方がいいんだろうなとも思っています。

 ――ヤングダービーの思い出は

 西橋 去年の桐生は金田智博、為本智也の福井の後輩2人が水神祭に向けてという出場だった。それで2人とも水神祭をできたのは、私の中では良かったと思いますね。水神祭を楽しみに待っていたので一緒にお祝いできたし、私の中では前回の桐生が思い出深いですね。今年は福井支部がいないのでさみしいんですが…。

 ――近況は

 西橋 5月、6月と優勝できたのは大きいですね。5~10月の期は割と成績が落ちていることがあったので、その中で優勝を2回できたのは大きい。プロペラとかも方向性を変えてみて、新しい形を試してみたりとか、いろいろ試すのが良かったのかな。

 ――今大会の目標は

 西橋 少し控えめに、とりあえず予選突破で。今までのヤングダービーではできてないので、まずはそこです。あまり大きいことは言えないですよ。まずは予選突破してレースを楽しむのが一番です。自分が楽しんだらお客さんも楽しんでくれると思うので…。

 ――今後の目標は

 西橋 20代の時はずっとヤングダービーで活躍できる選手になりたいという一心だったけど、今後は30歳オーバーになるので、記念で活躍できる女子選手の一角になりたいですね。記念で活躍される女子選手の方は限られているじゃないですか。その中の一部になりたいなと思う。

 ――後輩に向けてメッセージ

 西橋 今しか走れないこのヤングダービーを、目いっぱい楽しんでほしいというはありますね。私がなかなか乗れなかったので…。本当に事故点だけは気をつけて。それで出られないのは本当にもったいない。やっぱり30歳までというこの限りあるタイトルを、できるだけ多く走ってほしいですね。私みたいにならないようにね。