コメンテーターの玉川徹氏が17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演。バブル期に建てられ、現在は廃墟となっているリゾートホテルなどの“負の遺産”に「なんか哀愁しか感じないですよね」と語った。

 番組ではバブル期に作られたリゾートホテルなどが“負の遺産”として廃墟と化している現状を特集。岡山県倉敷市には瀬戸大橋開通時に建てられたホテルが廃墟化し、高さ137メートルの巨大タワーが倒壊の恐れや騒音で地域住民を悩ませていると報じた。

 また岡山県玉野市にある王子アルカディアリゾートホテルの現状を報道。このホテルは多額の税金が使われるも、1993年に工事が停止し、一度もオープンしないまま、廃墟となっている現状を伝えた。

 玉川氏は「王子アルカディアリゾートホテルっておよそ20年前に取材に行っているんですよ。当時も、せっかく40億円もかけて作ってね、もったいないから使えばいいのにってスタジオで言いました。いまだにこのままですよ」と20年以上、変わらない状況を説明した。「当時は第三セクターの作ったリゾートというか、テーマパークとかホテルが軒並みダメになって、軒並みいろんなところに行きました。ここはいまだにそのままっていうことですよね」と語った。

 ただ、玉川氏は「跡形もないところっていうのもあるんですよ」。例に挙げたのが1998年に破綻した広島県呉市にあった呉ポートピアランド。「これも第三セクターだったんですけど、結構、大きな遊園地だったんですよ。これも破綻して、破綻した直後に行って取材したんです」という。

 当時、その場所にあった観覧車を「これどこいくんだろうなって思ってたら、北九州市のスペースワールドというところに行きました」と玉川氏。このスペースワールドも2017年末に閉園となっているが、玉川氏は「そのときもまた取材に行って、これどうなるんだろうなって思ってたら、中国に売り先が決まったらしいって。観覧車だけがそうやって流浪の旅を続けている。なんか哀愁しか感じないですよね、このバブル遺産に関しては」としみじみ語った。