モンスター最強の相手は〝激レアさん〟だった! ボクシングの世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(14日、愛知・IGアリーナ)で4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)に挑戦するWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が1日、耳を動かせる特技があることを明かした。
その〝技〟を見せたのは8月24日の来日時。羽田空港で報道陣の取材に応じた際の映像を確認すると、耳をぴくぴくと動かす姿が映っていた。本人は自覚しているのだろうか。この日に横浜市内で公開練習を行ったアフマダリエフに尋ねてみると「意識的にやっているんだ」と明かし、「鼻も動かせるよ」と鼻の穴を大きくさせながらジョークを飛ばした。
耳を動かせるのは、フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦が公言しており、昭和の名司会者E・H・エリックが持ち芸としていたなどの例があるものの、一説には1000人に1人ほどしかいないとも言われている珍しい存在。人類は太古の昔、危険を察知するために耳を動かして効率的に音を聴いていたが、文明化してからはその能力が退化したと言われている。その野性的能力を現代に受け継ぐアフマダリエフは、KOを量産する井上の強打の危険を耳から察知できるかもしれない、というのは言いすぎか。
番狂わせといえる勝利にかける意気込みは「井上選手に勝つために日本に来た。歴史を作るために日本に来た。この試合には100%というより150%懸けている」と並々ならぬものがある。さらに「実はプランはあって、チームで何をやるべきか、何をやらないでおくべきかというものはあるが、今は言わないでおく」と打倒井上の秘策の存在も明かした。
モンスターを退治できれば、1000人に1人より貴重な〝激レアさん〟になることは間違いない。












