生涯にわたって舞台芸術を通じて米国文化に貢献した人たちに贈られる「ケネディ・センター名誉賞」の今年の受賞者に、トランプ米大統領はトム・クルーズを指名したが、本人が辞退したことが分かった。米紙ワシントン・ポストが報じた。

 同紙によると、12月7日にワシントンにある総合文化施設「ケネディ・センター」のオペラハウスで開催される盛大なパーティーへの招待を受けたクルーズは、「スケジュールの都合」により辞退した。

 5月に最新作「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」を大ヒットさせたクルーズは現在、来年公開に向けて複数のプロジェクトに取り組んでいる。

 クルーズは政治的発言を避け、最近ではトランプ氏に関する質問には答えない姿勢を貫いている。「ファイナル・レコニング」の記者会見では、韓国人記者からトランプ氏の関税が映画製作に与える影響について執拗に意見を求められたが、クルーズは、「映画に関する質問にお答えします。ありがとうございます」と巧みにかわした。

 同賞受賞者には、トランプ大統領はこれまで俳優シルベスター・スタローン、ロックバンドのKISS、米歌手グロリア・ゲイナー、英俳優マイケル・クロフォード、米カントリーミュージック歌手ジョージ・ストレイトら、懇意にしている5組の名前を挙げており、クルーズは今年の受賞者リストのトップに名を連ねるはずだった。