漫才コンビ「ナイツ」らが市長と対面し、学歴詐称ネタなどでイジりまくった。といっても渦中の人・静岡県伊東市長ではなく、北海道・北見市長の話。
一般社団法人漫才協会で役員を務める「ナイツ」「ロケット団」「宮田陽・昇」の6人は13日、都内で行われた北見市との「笑いの力による地方創生推進に関する協定」締結式(都内)に出席した。漫才協会と地方公共団体のこのような協定は全国初。
芸人たちは、市職員から事前に「市長をイジってください」と頼まれていた。冒頭あいさつで、協会副会長の三浦昌朗(51=ロケット団)は「さっき調べたら北見市長が北海学園大学ってとこ卒業らしいんです。卒業証書見せてもらおうと思ってます」とジャブを放つ。
辻直孝市長(72)は「緊張しとります」と言いつつ、10月4日の秋祭りで「笑いの素晴らしさを市民の皆さんに」と協会役員たちにお願いした。すると会長の塙宣之(47=ナイツ)は「何曜日ですか? あ、土曜日。ラジオなんで我々無理です」と即お断り。代わりに「U字工事」ら3組をブッキングしたという。
塙は「『笑いで北見市を元気にしてもらいたい』というね、それに心を打たれまして…。これはありがたいお話だ。で、満場一致で理事会で(締結を)決定しました」と説明。一方の相方・土屋伸之(46=常務理事)は、北見市をさりげなくディスった。
「財政難のことをよく耳にしていたので…。漫才協会に頼ってくるくらいだから、よっぽどワラをもすがる思いなんだろうなというのは、はい。聞いたことないんでね、そんな市町村ないので〝たぶん日本で一番苦しい状況なのかもな〟と思って、〝これはお力になれれば〟というふうに思いました」
これを受け辻市長も「私たちは私たちの状況の中で、その状況を打開すべく…。皆さんにお力添えをいただけるように、何とか乗り越えていきたいなと思っています」とコメント。
もっとも、塙によれば「漫才協会自体が財政難ですし、漫才協会の師匠らが続々と亡くなってる中で、元気をもらいたいぐらいなんですけど」とのこと。辻市長は終始硬い表情だったが、素人ならではの天然ぶりが芸人たちに大ウケ。「名物市長になるかもしれない」という声も飛んだ。
ナイツは千葉出身だが「実は北海道すごく行ってまして。北見市も何度も行ってます。だからホントに縁はあります。それこそロコ・ソラーレ(女子カーリングチーム)のネタとか、そういうのももう北見(市民)の前でやってますし、結構いろんなネタをやってます」と、塙は明かした。












