ボクシングのWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)が16日にサウジアラビアで防衛戦を控えるなか、海外では改めて挑戦者サム・グッドマン(オーストラリア)の実力に疑問符がつけられている。

 米専門メディア「BOXINGNEWS24」は「ボールのグッドマン戦は『最も厳しい試練」か、それとも最も簡単な報酬か?」と題する記事を掲載。「ボールはグッドマン戦を『キャリアの中で最も厳しい試練』と表現している」と記した上で、YouTubeチャンネル「BOXINGNES」からボールの発言を引用。「彼(グッドマン)は無敗だ。だから、エキサイティングな試合になるだろう」「最も厳しい試練になる」などと語ったことを伝えた。

 その上で「本当の疑問は、なぜボールはグッドマンを対戦相手として選んだのかということだ。(グッドマンの主戦場は)スーパーバンタム級であり、フェザー級ではない。また、スーパーバンタム級でも才能ある選手の一人とは見なされていない。ボールがその階級から挑戦者を選ぶつもりだったのなら、なぜラモン・カルデナスを選ばなかったのか? 少なくとも、その選手はパンチ力があり、ボールを打ち負かすチャンスがあっただろう」と挑戦者の役不足を指摘する。

 さらに「ボールは誰かをからかっているのか? サム・グッドマンは、彼のキャリアの中で『最も厳しい試練』ではない。これは、ベテランのTJ・ドヘニーや34歳のロニー・リオスとの過去2試合と同様、彼にとって都合の良い相手を選んだだけだ。グッドマンはパンチ力がなく、ボールがWBAフェザー級タイトル防衛のために選んだ、ドヘニーやリオスと同じスーパーバンタム級の選手だ」と痛烈に批判した。