オーストラリアらしい光景をとらえた動画が話題になっている。

 交通量の激しい道路で右往左往するコアラを高齢男性が救い出した上で説教した。豪州メディア「7ニュース」が12日、報じた。

 高齢のドライバーが交通量の多い道路からコアラを救出する動画が公開され、話題になっている。そして、そのドライバーが次に取った行動が人々の疑問となった。

 救助活動はゴールドコーストの北西、ボーデザート・ビーンリー・ロードで行われた。車が行き交う道路で混乱しているコアラがいた。それを見つけたテリーさん(82)が車を止めた。後続車が渋滞するのも構わず、テリーさんは車から降りて、素早くコアラを拾い上げ、道路脇の草むらに置いた。

 ほほ笑ましい救助シーンだったが、次にテリーさんはコアラを座らせ、顔に向けて指をさし、何かを怒鳴っている。

 SNSでは「コアラは叱られているような顔をしているな」「道路に出てくるなと説教したのか?」など疑問のコメントが続々と続いた。

 テリーさんは7ニュースに対し、「『助けてあげてるんだから、引っかくなよ』って言ったんだ。でも、あいつはずっと引っかき続けてた。でも、あいつにしてみたら、自分の身を守ってるだけなんだ」と明かした。

 テリーさんはSNS上で「英雄」として称賛されるようになり、その腕にはいくつもの傷跡が残った。〝名誉の負傷〟について「ただの引っかき傷だよ」とテリーさんは話した。