ボートレース浜名湖のプレミアムGⅠ「第39回レディースチャンピオン」が6日に開幕。V筆頭候補は大会3連覇、最多タイとなる4Vが懸かる遠藤エミ。〝ボートレースの女神〟福留光帆(21)も遠藤の強さには一目置く一方で、GⅠ復帰戦となる守屋美穂(36)が気になるという。

今大会の注目選手となる守屋美穂(右)と遠藤エミ
今大会の注目選手となる守屋美穂(右)と遠藤エミ

【舟は帆まかせ帆は風まかせ】みなさん、こんにちは! 福留光帆です。8月です! 暑いですね。あまりにも暑いので、髪の毛も金色になっちゃいました(笑い)。

 さあ、レディースチャンピオンです。タイトル通り女子レーサーの頂上決戦ですね。すべてのジャンルのスポーツの中で、男性と女性が同じステージで同じ条件で戦う競技って、ボートレースしかないと思うんですよね。

 男女混合ダブルスとか男女混合リレーとかチームで戦うことはあっても、個人として男性と女性が競うことはないですよね。そういう点ではボートレースの女子選手ってすごいと思うんですよ。実際、他競技からボートレーサーになった女性選手がボートレースを選んだきっかけについて「男性選手と平等に戦えるところが魅力だった」と言う方も多いですよね。

 そんな思いを秘めて日々、強くなりたいと頑張っている女子レーサーの皆さんが激突するレディースチャンピオン。注目は守屋美穂選手です。昨年4月の児島GⅠ72周年記念、5月の多摩川SGオールスターと準優Fが重なって1年間、GⅠ・GⅡは選出除外となっていました。GⅠは昨年5月30日から6月4日まで行われた戸田68周年記念以来1年2か月ぶりです。レディースチャンピオンは2023年の津大会以来、2年ぶりの出場となります。

 すごく積極的な攻めが守屋選手の魅力です。21年の若松SGオールスターのドリーム戦では5号艇で出場。6号艇の松井繁選手が前づけで2コースに進出し、5艇がスローに入る中、守屋選手は大外の単騎を選択。コンマ16のトップタイのスタートからスリットを越えてグイと伸びると、一気にまくりを仕掛けました。結果的にはまくり切れず、他艇の舳先が引っ掛かり転覆してしまうのですが、この勇敢なレースぶりがすごく心に残っています。

 20年12月の若松BBCトーナメント、23年2月の児島・中国地区選と男女混合GⅠで2回、優出。2019年の芦屋GⅡモーターボート大賞でも優勝と、男子主力が相手でもしっかりと戦える力を持っています。

 GⅠ、SGに出られない時期も一般戦、女子戦で結果を残して、今回はGⅠ復帰戦でドリーム1号艇。「記念を走っていないから…」という意見もあるとは思いますが、SG、GⅠを走れない間、モチベーションを保つのは大変だったと思います。その中で強い心を持って、ちゃんと数字を残してきたことはすごいと思うし〝つらい時期〟を乗り越えて、さらに強くなっているんじゃないかなと、すごく楽しみです。

 実は守屋選手、岡山支部ですが2007年11月のデビュー戦は尼崎。SG初勝利、通算1000勝も尼崎なんですよ。尼崎をホームプールとする私は親近感を感じているので、なおさら応援したくなっちゃいます。

勢いは女子トップクラスの浜田亜理沙
勢いは女子トップクラスの浜田亜理沙

 大会3連覇、レディースチャンピオン4回目の優勝を目指す遠藤エミ選手も、やっぱり優勝候補ですよね。女子で唯一、SGを勝った経験のある選手。〝歴史的な強さ〟を持つ選手です。そして、浜田亜理沙選手もSGやGⅠを経験してどんどん強くなっている印象です。5月のとこなめGⅡオールスターでも優勝しています。今回も豪快かつ粘り強い走りで、シリーズを引っ張ってくれるのではないでしょうか。

 水面では女子レーサーが熱い戦いを魅せてくれるますが、ファンの皆さまは熱中症対策はもちろん心もアツくなり過ぎてしまわないように、気をつけてボートレースを楽しみましょう!