歌手の美川憲一(79)とタレントのコロッケ(65)が、4日放送の生情報番組「ノンストップ!」にVTR出演。コロッケの代名詞である〝美川ものまね〟は、美川自身のリクエストだったことが明かされた。
美川は「最初『(自分の)ものまねやって』ってアタシがお願いしたんですよ」と告白。「そうなんですよ」と、隣に座るコロッケも「美川さんの誕生日に、バースデーの時に呼ばれて行って…」と明かした。番組で言及しなかった時期については、コロッケの無名時代とされる。
1980年代半ば、コロッケは「ものまね四天王」の1人としてブレーク。かたや美川は低迷期だった。そんななか89年の年明け、「新春特番!オールスター爆笑ものまね紅白歌合戦」(フジ系)での初共演が転機になった。今ではものまね番組の〝お約束〟になっている「ご本人登場」だ。
コロッケが当時を振り返った。
「ものまね芸人が先に(ものまねを)やって、ご本人があとから後ろから出てくるって、それもサプライズでってのは、もうこれはスゴかったですね。お客さん〝ウワァ~〟っと盛り上がったんで、でも目線が僕を見てないんですよ。みんな美川さん、(自分の)後ろを見てるわけですよ。〝エ~ッ!?〟と思って、それで振り向いたら美川さんが階段から下りてきて…」
ものまね番組での「ご本人登場」はこれが初。美川によると、番組側から演出の打診が「あったんです」とのことで、やらせや仕込みはなく、コロッケが全く知らないところでの演出だったという。「それで〝あら、ひょっとしたらこれ、化けるわね〟と思ったのよ」と語る美川も、その時のことを振り返った。
「自宅から衣装着て(車でフジへ)。で、衣装選びしながら〝ちょっともう豪華な衣装がいいわ〟(と思った)。お正月ね、放送なんだから、〝ここ一発、決めなきゃ〟って思って。その代わり、車の中いたら楽屋も何にもないのよ。サプライズで。それで、やった、も~う…」
この共演で美川は再ブレークし、毒舌キャラで〝芸能界ご意見番〟の地位も確立。91年からはNHK紅白歌合戦にも復帰出場、19年連続出場し、小林幸子とのド派手衣装対決でお茶の間を楽しませた。
2人はジョイントコンサートを35年ほど行っている。「ノンストップ!」はその会場で密着したのだが、開演前に2人が顔を合わせたのは、コロッケが美川の楽屋へ挨拶に行く20秒ほど。それでも本番は息ぴったりで、コロッケは「ジョイントに関しては最強だと思いますね」と胸を張っていた。












