ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチ(30日、神奈川・横浜BUNTAI)で王者アントニオ・バルガス(28=米国)に挑戦する同級2位比嘉大吾(29=志成)が〝ラストチャンス〟への強い覚悟を示した。

 元WBC世界フライ級王者の比嘉は28日、横浜市内のホテルで開かれた会見に出席。「いい練習ができたので、あとは(試合を)やるだけ。対戦相手の印象は、お互い近い距離で打ち合うので、そこを楽しんでいいボクシングをしたい」と仕上がりに自信を見せた。

 勝敗を分けるキーポイントについて「パンチをもらわないこととガード」と分析。試合展開について「お互い近い距離で打ち合うのでどっちかが当てて、どっちかが倒れると思う」と予想した。

 比嘉は異例の3戦連続世界戦となる。2戦前は武居由樹(大橋)に小差判定負け、前戦は堤聖也(角海老宝石)と引き分けで王座奪取を逃していた。

 現在の心境について「あまり変わらない。3戦連続の世界戦で、あとは当日を待つのみ」と説明。バルガス戦に向けて「勝ったらうれしいし、負けたらそのまま引退会見をします」と言い切った。

 元世界王者が3度目の正直を果たせるか。