吉本新喜劇の間寛平GMと盲目の漫談家・濱田祐太郎が25日、大阪市内で行われた「第四十一回 吉本新喜劇GM月例会見」に出席した。

 2人は5月に行われた舞台「盲目のお蕎麦剣士が巻き起こす新喜劇」で共演。濱田は、「チャンバラトリオ」の最後の弟子である新喜劇座員・平山昌雄から、約2か月にわたって殺陣の特訓を受け、「盲目の剣士」になりきり、寛平GMを筆頭とする新喜劇のメンバーとアクションやアドリブもこなし、大いに盛り上げたという。

 新喜劇に出演することになったきっかけについて濱田は「大阪マラソンの時に寛平師匠にごはんに誘っていただいて、お酒の勢いもあって、寛平師匠が新喜劇に出られる時、(おじいちゃん役で)杖を持って舞台で大暴れされるんで『その杖と僕のこの杖でシバキ合いがしたい』と言ったんです。そしたら寛平師匠が『それめっちゃいいやんか』って言ってくれた。そこから『新喜劇、本気でやるんやったら協力するで』と声かけていただいて、僕も子どものころから新喜劇が好きなんで『やるってなったら、真剣にやります』ってところから1年越しで実現した」と明かした。

 共演した寛平GMは「僕が『座頭市』(盲目の剣士が活躍する時代劇)なんかどうかなって話をしたんです。(打ち合わせ時に濱田に)『こんなんして切るの知ってるか』って(演技してみせた)。座頭市って見たことないから知らんやん」と言うと、濱田が「寛平師匠も『こういう感じやで』って(やってみせるけど)、俺、見えてないのに」とツッコむと笑いが起こった。

 寛平GMの妻の後押しもあったという。寛平GMは「僕とこの嫁が『とりあえず濱田君をこのままにしといたらアカン。濱田君はすごい。賢い』って言うけど、(濱田君を)知らなかったから。(一緒に芝居をして)動きとかやることが賢いし、言う事も賢いから。この子、絶対いけるな」と確信したと振り返った。

 最初、濱田にチャンバラをさせることが不安だったというが「(濱田に)『一回転してみい』って指示して、できたから『できるんちゃうか』ってなって。そこから平山君が一生懸命になって。よくついてきたなと思ったもん」とした。

 寛平GMが「来年5月、(2回目の公演が)決定しました」と発表し、濱田は「今回は時代劇だったんで現代劇をやってみたい」と意気込んだ。