ボートレースまるがめのSG「第52回ボートレースオールスター」(優勝賞金4200万)は1日、優勝戦が行われ、1号艇の佐藤隆太郎(31=東京)が快勝。3月の若松クラシックに続くSG連続V。今年の獲得賞金は早くも1億円の大台を突破した。
SGで快速機を引いても、機歴通りに仕上げられなかった、または機歴通りに仕上げてもレースミスで勝てなかった若手は過去に何人もいた。佐藤もSGの経験が少ない新参者だが、SGの壁にはね返された選手とひと味もふた味も違うのは、エンジンの性能をマックスに引き出し、レースでも物おじせず格上相手に互角以上に渡り合える能力があることだ。それを証明したのが3月の若松クラシック。快速と評判の30号機を額面通りに仕上げ、予選トップ通過から準優→優勝戦と逃げの連打でSG初優勝を果たした。
エース機と呼ばれる47号機を引いた今回も調整、レースぶりと若松同様に完璧な運びだった。ゴール直後の囲み取材で〝優勝を意識したのはいつ?〟と問われ「初日の1走目でいい勝ち方(3コースまくり差し)ができたので。そこですね」と答える度胸の座り方を見ても、SGの舞台がしっくりくる大物感が漂う。
過去にGⅠ優勝の前にSGを2回勝ったのは原田順一さん、山崎智也さん(ともに引退)、馬場貴也と3人いるが、中でも佐藤は彗星のように現れて1997年のからつダービーを制した(山崎)トモヤにダブる。ルックスがアイドル系だったトモヤと違い、佐藤は渋いあごひげを蓄えているが、レースを振り返り「1周1Mは完璧でした」と言い切るあたりは、トモヤのスター性に通じるものがある。
これで獲得賞金は独走の1億円オーバー。「これからはグランプリ(V)を目指して、そこへの確率を上げられるように半年を過ごしたい」と、目標はグランプリ〝出場〟ではなく〝優勝〟に変わった。













