ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の共同プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラム最高経営責任者(CEO)の発言が議論を巻き起こしている。
専門メディア「RINGSIDE24」によると、アラムCEOは「井上はパウンド・フォー・パウンド(階級差のない最強ランキング)で世界最強なだけではなく、階級を問わず、私が今まで見てきた中で最高ファイターです。ボクシングにかかわって約60年になりますが、井上のようなファイターを見たことはありません」とし〝モンスター〟を史上最高の選手と位置付けたという。
93歳のアラムCEOは1960年代に弁護士からプロモーターに転身し、これまでに伝説となったモハメド・アリさん、フロイド・メイウェザー、テレンス・クロフォード(いずれも米国)らをサポートしてきた中で、改めて井上をたたえたわけだが、この見解には異論も噴出している。
同メディアは「アラム氏の発言はボクシング界で議論を巻き起こした。井上の実力に対するアラム氏の評価に賛同する者が多い一方で、アラム氏が長年にわたってプロデュースしてきた数々の伝説的なボクサーを(史上最高と)指摘する人もいる」という。
実際にWBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)戦では勝利したものの、ダウンを喫するなどヒヤリとさせられるシーンもあり、元世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)は「ウシクやクロフォードの経歴を考えると(井上は)彼らを超えるとは思わない」と指摘していた。












