復調のきっかけとなるか。大相撲夏場所2日目(12日、東京・両国国技館)、大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)が幕内阿炎(31=錣山)を引き落として初日を出した。阿炎の右ノド輪に大きくのけぞりながら、必死に抵抗。すると相手が足を滑らせて、土俵に崩れ落ちた。

阿炎(左)の〝転倒〟で初白星を挙げた琴桜
阿炎(左)の〝転倒〟で初白星を挙げた琴桜

 琴桜は「しっかり対応しようと思っていた。最後は見えてなかった。どうなったか分からないので何とも言えないですけど…」と戸惑いながらも「白星につながったので、ここから集中していかないと。(状態は)悪くないので、集中してやっていく」と結果を前向きに受け止めた。

 審判長の九重親方(元大関千代大海)は「こういう積み重ね。上位は土俵で緊張感を保つこと。日替わりで誰か負けているようではいけない」と過去2場所不振の大関に優勝争いを求めた。