元1980年代アイドルの南野陽子(57)が12日、生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演。先月16年ぶりのライブで話題になった中森明菜(59)の〝カツラ秘話〟を明かした。

 南野は当時、シングルを出す周期が同じ中森や少年隊、とんねるずと歌番組で「しょっちゅう一緒」だったという。明菜のことは「〝今度どんな感じの衣装で歌われるんだろう?〟とか、そういうのはすごい楽しみにドキドキして(現場で)見てました」。

 歌手たちがリリース曲をテレビで初披露する場だったのが、90年まで22年にわたり放送されたフジの生番組「夜のヒットスタジオ」。他の歌番組はランキング形式のため発売してランクインしないと歌えないが、〝夜ヒット〟はテレビで一番最初、しかもフルコーラスで歌うから、すごい緊張感だったという。

「みんなピリピリ、自分のことしか考えてない中で、明菜さんは真面目だったから、ずっとなんか〝胃が痛いのかな?〟みたいな感じでね。倒れそうなくらい〝どうしよう〟ってドキドキされてる…。でも本番になると、バシッと決めるから、カッコよかったなと…」
 中森が「DESIRE―情熱―」(86年)を夜ヒットで初披露した時のエピソードがある。ボブカット、着物風の衣装で振り付けも斬新な、中森の代表曲の1つ。今もカラオケの定番曲として歌い継がれている名曲だ。

「おかっぱのね、あれはカツラだけど〝カツラじゃないのかな?〟って。アタシ初めての日に、リハーサルはフワッと短い髪の毛だったの。でもそれも(別の)カツラだったの。ホントは長かったんですよ、明菜さんは。だけど〝あ、(髪を)切ってる〟って思って。でもそれは〝あれっ、本番だとストレート(のボブ)でやったのかね、でも(髪の)色がちょっと違う。えっ!?〟ってず~っと観察する感じで…」

 新曲のビジュアルは、夜ヒットのスタッフにも本番まで内緒にするほどだったというわけだ。そんな明菜に「みんなスタッフさんもすごい楽しみにしてた」と、南野は振り返った。