俳優の緒形直人が9日放送の「A―Studio+」(TBS系)に出演し、父・緒形拳さんとの親子関係について語った。

 伝説の名優・緒形拳さんを父に持つプレッシャーについて緒形は「プレッシャーはありますよ。それなりに」と認めた。「仕事場では他人だと。そう言われてましたんで」と親子で芝居の話をすることはなかった。一方で晩年は芝居の話をしたかったという思いもあったという。「今だったら話せるのになぁとか」と後悔を語った。

 緒形のデビュー作で主演の映画「優駿 ORACION」(1988年)で親子共演を果たした。緒形は「リハーサルするんですけど台詞が全く出てこなくて頭が真っ白になって。そこにオヤジがいるんだけど台詞を言うんですよ」と親子共演の困惑を語った。

 MCの藤ヶ谷太輔が「そういう時のお父さんって優しいんですか?」と質問すると「優しくないです。ほぼしゃべらず。突き放す方なんで」と述べた。しかし当然ながら拳さんは緒形のことをずっと気に掛けていたという。緒形は「自分も親になってそういう気持ちはあるじゃないですか。気になるんだけど敢えて声を掛けないという父の器のデカさというのもすごいなと思います」と振り返っていた。