ボートレース福岡のGⅠ「福岡チャンピオンカップ開設72周年記念競走」は18日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、石渡鉄兵(50=東京)が抜きで1着。通算87回目、当地2回目、GⅠ6回目となる優勝を果たした。

〝江戸川鉄兵″の異名を持つ男が、全国屈指の難水面で存在感を放った6日間だった。序盤は荒天の中、「3日目まで江戸川みたいだったし、自分の見せ場だと思っていた」と奮闘。予選トップ通過を決めて、準優も快勝。

 白いカポックで迎えた大一番。インからコンマ09のトップスタートを決めるも、ややターンが流れ篠崎元志の差しを許す苦しい展開。「1Mは失敗してしまったけど、2Mは逆に冷静になれた」と篠崎元と宮地元輝の大競りの展開を逃さず逆転に成功。「正直、信じられない。でも、まだ自分で勝ち切る力はあるんだなと思った」と控えめにタイトル奪取を喜んだ。

 次節は22日開幕の桐生PGI・第26回マスターズチャンピオンに出場。「勢いを消さないように行きたい」と力強く宣言。円熟味を増す〝江戸川鉄兵″がこれからも全国各地で暴れ続ける。