格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)で冨沢大智(27)と対戦する山本アーセン(28)が、インタビューに応じて意気込みを語った。所属チームの「KRAZY BEE」が昨年スポーツクラブ「YSA」から独立し、練習環境が大きく変化。拠点のない苦境に立たされたからこそ果たした進化の証しを見せ、2年ぶりの白星をつかむつもりだ。
――試合が決まった
山本 前回負けてちょっと体に不具合が出て、そこから練習を見てくれるコーチと出会ったりして〝あ、これだったら強くなれる〟と思って、練習していたところでこの試合の話が来たから…。東京ドームだし5月4日っていい数字だから、なんかすげえいい「引き寄せ」じゃないけど、本当にうれしかったですね。このチャンスを無駄にせず、次につなげられたらいいかなと思ってます。
――冨沢の印象は
山本 そんな悪いヤツじゃないし、心はきれいだし、やってることに自信を持って一生懸命やってるファイターですね。やっぱ全試合ちゃんと殺気を持って迷わず〝殺し〟に来る。すごい真っすぐな選手だと思います。
――その相手とどんな戦いを見せたいか
山本 相手どうこうより、自分がこの5か月間やってきたものをどれだけみんなに発表できるかだと思っているんで。言っちゃえば子供のピアノ発表会みたいなもので、立ち技でも寝技でも進化があるので、それをしっかりわかりやすく発表できたらと思います。
――今の練習環境は
山本「クロスポイント吉祥寺」と、佐藤将光さんの「FIGHT BASE」と、あと朴光哲さんの「NOFACE GYM」の3か所に出稽古させてもらってます。
――自らのジムではなく、出稽古するようになって感じたことは
山本 今までは「自分のチームの中だけでやる」って決めてたんですけど、いざ出稽古してみたら協力してもらえる温かさやありがたさを感じた。出稽古ってなると本当に決まった時間に集中して、終わったらすぐ帰らないといけない。普段やらない人たちとやるっていうのもすごく新鮮で、技術もすごく上がりました。引き出しが増えたっていうのが、今の自分にとっては良かったのかなと思います。
――いずれは再び自分たちのジムを持ちたいか
山本 それが目標ですよね。だけど、今はそれよりも今年が勝負の年だと思っているので、まず自分のことに集中したいですね。
――勝った先に見据えるものは…
山本 選手をやっている限りベルトを取るのが目標だから、それまでの道をしっかり一歩一歩踏んで、クリアして、ぶっ飛ばしていこうかなと思います。
☆やまもと・あーせん 1996年9月8日、神奈川県出身。4歳からレスリングを学びリオ五輪を目指したが、ケガで断念。すると2015年末にクロン・グレイシー戦で総合格闘技デビューしたが敗戦を喫する。母・美憂とともに叔父の山本〝KID〟徳郁さんの指導を受ける。その後、ケガで欠場を余儀なくされる時期もあり、今回は昨年3月の柴田〝MONKEY〟有哉戦以来の実戦となる。166センチ、57キロ。












