元タレント・中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の問題で、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会(委員長・竹内朗弁護士)が31日、調査報告書を公表した。

 報告書はフジテレビでは、有力な取引先と良好な関係を築くために「性別・年齢・容姿などに着目して呼ばれる会合」が開かれ、呼ばれた社員やアナウンサーは取引先からハラスメント被害を受けるリスクにさらされ、現実にハラスメント被害が起きていたと報告。

 具体的について、女性トラブルが発生した2023年6月以前の23年5月に中居氏のマンションで開催されたバーベキューの会や、21年12月に外資系ホテルのスイートルームで開催された会を挙げた。

 中居氏、タレントのU氏、元編成幹部のほか、女性アナウンサーなどが参加したスイートルームの会について「性別・年齢・容姿などに着目して呼ばれる会合」に当たるとし、有力な出演者と良好な関係を築くために、編成制作局の幹部が声をかけ、若い女性アナウンサーや若い女性社員が性別・年齢・容姿などに着目して会合に呼ばれていたと指摘した。

 公表後に行われた第三者委員会の記者会見では、報道陣から1泊約40万円ともいわれる高額なスイートルームの部屋代やシャンパンや食べ物など食費を〝支払った人物〟について質問が飛んだ。

 委員長の竹内弁護士はホテル代について「フジテレビが支払っています。その場に参加した社員から経費の申請があって、フジテレビがその経費を支払った」と回答。名目については「『番組のロケと施設使用料』の名目で、経費が支出されております」と明かした。

 なお「どんな番組のロケか?」という質問には「そこはわからないです。そういう名目であったということが確認されております」と、実際に番組のロケで使用されていたかは不明とした。